伊勢丹新宿店「花々祭」と5Fリビンググランドオープン予告

毎回楽しい伊勢丹新宿店のディスプレイ。本館とメンズ館各階で2月18日から展開中の「花々祭2015(はなばなさい)」に連動して、本館のショーウィンドーも華やかに。
コンセプトは「生命の祝祭」。参加クリエイタークリエイティブ・コレクティヴ:KAPPESAMKK(東信、花樹研究所)による、伊勢丹Youtube公式チャンネルで公開中のムービーが幻想的かつ美しい。

花々祭 2015 ISETAN HANABANASAI 伊勢丹(音声付き)

本館5Fのリビングフロアでは、3月4日にグランドオープンを控えており、今回のディスプレイは、その開幕を告げるものでもある。
4日からの取り扱い開始を前に、チラとしか見せないところがニクい。抜かれた文字の間から中を覗くと、アルフレックスのマレンコらしきソファーが鎮座。だが、なんとなく見慣れぬ感じ。
Arflex × N.HOOLYWOOD「マレンコアームソファー」のコラボレーションモデル。 白地のカバーに黒い英字がプリントされている。アルフレックスのニュースリリースに拠れば、ミルスペック(アメリカ軍の規格)をイメージしたプリントがダイナミックに施されたオリジナルカバーとのこと。カッコイイ。
追記:27日にオープンしたアルフレックス特設サイト「MARENCO×N.HOLLYWOOD

そのお隣では、ミナ ペルホネンの新作展示。
中央に吊られている椅子は、2013年秋に本館1Fザ・ステージで開催され、初日にほぼ売り切れるほどの人気を集めた「ふしとカケラ」第二弾のプレビュー。
深澤直人氏がデザインしたマルニ木工「HIROSHIMA」のアームチェアには、製造の過程で見つかる「ふし」がそのまま木の個性として残されたている。その椅子の座に、皆川明氏がデザイナーを務めるミナ ペルホネンのオリジナルテキスタイルの余り布「かけら」がパッチワークされたもの。 今回のテーマは「森」。男性にも好まれそうな色調だ。
1つとして同じ座はなく、どれもオンリーワン。マルニ木工のニュース (“ふしとカケラ” MARUNI COLLECTION HIROSHIMA with minä perhonen vol.2)詳細や、Facebookに拠ると、ピーチ、オーク、ウォルナットの3種を用意、販売予定数は100脚。
新宿三丁目交差点のコーナー付近にある、この小さなウィンドー(下の画)。大人も子供も、ウッカリと素通りすることなかれ。
ピンク地に「M78」と抜かれたガラスの向こうには、驚くべきジオラマが広がっていた。「ULTRAMAN×KUTANI ART COLLECTION」である。
タイトルの通り、九谷焼人形のウルトラマンと怪獣たちの世界。これら九谷焼人形も3月4日から本館5F=ウエストパークで販売される。同店公式サイト〜LIVING FLOOR INFORMATION によれば、ウルトラマンシリーズの人気キャラクターを約60人の九谷焼作家が表現したもの。
オリジナルのウルトラマンや怪獣とは少し色やデザインが違うが、これはコレ。
バルタン星人、メトロン星人、カネゴン。その奥に白いツノが見えているのは快獣ブースカ。
エレキングと、ビルの上からエメリウム光線を出さんかなのポーズのウルトラセブン。

もちろん、円谷プロ全面協力。追記:「円谷ステーション」発表のニュースに拠れば、3月4日から24日までの期間限定で、同プロ造形部門・LSSが手掛ける大型ジオラマが5Fに出現する。
気になるお値段は、メトロン星人:54,000円、バルタン星人:129,600円、ウルトラマン、セブン、タロウ、ギンガ、エレキング、カネゴン、ブースカは108,000円。どれも現品限りでの販売。にんげん間の激闘は必至か。

リビングフロアではこのほかにも多彩なイベントを予定。マリメッコの期間限定ポップアップショップがオープンしたり、鹿児島睦氏による「"装飾"展 ~花と鳥~」展も開催される。「花々祭2015(はなばなさい)」は5Fグランドオープン前日の3月3日に終わる。

伊勢丹新宿店のショーウィンドー
http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/show_window/index.html

伊勢丹「花々祭2015」特設サイト
www.miguide.jp/hana15/