企画展「ザハ・ハディド」@アートギャラリー

10月中旬から初台のアートギャラリーで始まった企画展「ザハ・ハディド」もいよいよ23日で最終日。
本展は国内初の大規模個展。会場内展示作品にはキャプションが付いていないので、入場時に渡されるリスト表と見比べながら、大きく3つに分けられた進む。場内は撮影禁止。

最初の会場/ギャラリー1「アンビルトの時代/日本との関わり」には、東京麻布、富ヶ谷を含む実現しなかったプロジェクトを含むリサーチ資料が並ぶ。リストによれば、15展示中、内外6つのPJが竣工せず。札幌に建った《ムーンスーン・レストラン》(1990年)は今はなく、会場の壁に流れる映像で当時の姿を確認できる(再生5分10秒)

2つめの会場では「フィールド・オブ・シェルズ」と題したリサーチ模型と、その左奥に「ARIA(アリア)」と「AVIA(アヴィア)」の照明ランプが先ず目に飛び込んでくるが、差し置いても圧巻なのは、右側の壁全面を使い、4面にわたって展開される主要プロジェクトのスライドショー(再生30分40秒)。大迫力。人間の有効視界をゆうに越えた再生サイズなので、何度でも見てしまう。そして気付いたらあっという間に1時間が過ぎている。
同会場の奥には、北京「ギャラクシーSOHO」(2008-2012)の3Dインタラクティブ映像作品も。酔いそうになったが、こちらの目の動きに反応するので面白かった。

ほか、設計段階の「新国立競技前」の展示など。ザハ作品に圧倒される企画展。

上階の常設展の奥、Project N「高畠依子」展も同会期、こちらの作品もとても良かった。

企画展「ザハ・ハディド」は2014年12月23日(火・祝)まで。開館時間は11-19時。

東京オペラシティ アートギャラリー
www.operacity.jp/ag/




+飲食のメモ。
館内1Fには「ル・パン・コティディアン 東京オペラシティ店」が入っている。店内で飲食も出来るが、ランチも既に終わっていたので、今回はテイクアウト。
左:ブルーベリーのマフィン(消費税込399円)、右:クリスマス限定「ジンジャーマンクッキー」(3枚で270円)。クッキーはブレッド仕様ではなく硬め、甘さ控えめ+スパイスが入っているという個人的にたいへん好みの味。もひとつ買ってくるんだった。
美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

オペラシティ前からバスに乗り、中野へ。
ジェラート屋「SNOW PICNIC」でもクリスマス限定メニューを展開していた。お値段同じでワッフルコーン(数量限定)にできる。
ワッフルコーン+チョコと迷ったが、初志貫徹で、冬の旬「いちご」をいただく(消費税込630円)
こちらはラテも本格的(ジェラートとセットで100円引きになり350円)
今回も美味しゅうございました。ごちそうさまでした。

週代わりメニューなどはFacebookで速報アリ。

 「SNOW PICNIC」
 https://www.facebook.com/pages/SNOW-PICNIC/278906325625700