「MIKIYA KOBAYASHI EXHIBITION NAGI & KANAYA」展@OZONE

西新宿のリビングデザインセンターOZONE 7Fリビングデザインギャラリーにて、小林幹也氏による作品展示「MIKIYA KOBAYASHI EXHIBITION NAGI & KANAYA」を見る。
展覧会タイトルにもなっている「nagi」とは、徳島県の家具メーカー(株)冨士ファニチアとの家具ブランド。同様に「KANAYA」とは、高岡銅器の金属鋳造技術を活かしたブランドで、(株)TRUNKの桐山登士樹氏がプロデュースして2012年に立ち上がった。小林氏をはじめ8組のデザイナーが参画している。

本展詳細:小林幹也スタジオ〜ニュースリリース(2014.5.2)
http://www.mikiyakobayashi.com/news/2014/0502.html


本会場にはソファやテーブル、コートやタオルスタンドといった家具のほか、傘立て、靴べらなどの小ぶりのプロダクツも並ぶ。
小林幹也氏は、ミラノサローネの恒例行事「エル・デコ インターナショナル デザイン アワード(Elle Deco International Design Awards:EDIDA)」において、昨年のヤングジャパニーズデザインタレント賞をsinatoの大野力氏と共に受賞している。

今年2月にドイツで開催された国際消費財見本市「 アンビエンテ(Ambiente)2014」には、丹青社と手掛けたシェルフ「LACUS」や「BE」など新作数点を発表。なお、同社とは「人づくりプロジェクト」でも付き合いがあり、その際の恊働作品はアクシスギャラリーでの展覧会で見た。

小林氏の仕事は幅広い(2012年のIFFT会場で目にした、カリモク家具とのシリーズ「HARU」や、大阪のアイワ金属と手掛けたドアチャイム「Timbre」。2010年アクシスギャラリーでの共同展「more tree ー森を感じる12日間ー」、2009年 SUS gallery での共同展「燕の食卓」での作品など)。小林幹也スタジオが運営する目黒区碑文谷のセレクトショップ「タイヨウのした」にもいつか行かねば(2015.3月追記、同店はOZONE6Fに移転オープン)

会期は6月3日まで、入場無料。




+飲食のメモ。
OZONEが入っている新宿パークタワーには、 THE CONRAN SHOP(ザ・コンランショップ)が運営するカフェ、地下の飲食店街、「パーク ハイアット 東京」にもデリカテッセンや各種レストランがある。が、今回はシャトルバスで新宿Lタワー前まで戻り、西口の「但馬屋珈琲店」へ。
自家焙煎の豆を使うこちらの「但馬屋珈琲店」、店の公式サイトによると、創業は昭和39年(1964)、昭和62年(1987)にリニューアル。新宿で「おいし〜ぃい珈琲が飲みたい」という時に利用する。サンドウィッチなどのサイドメニューもおいしい。

「チョコナッツトースト」にホットコーヒーが付いたセットで1070円。
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。

但馬屋珈琲店
http://tajimaya-coffeeten.com